実験結果を見つめて

「実験で中性子が検出されない」という実験結果を見つめて「核融合が起きていない」ではなくて「核融合は起きているのだが、なんらかのメカニズムで中性子が出ていないだけ」と考えるのには、あきれてしまいます。さらに「とりあえず“偉業”を発表しておいて、“中性子が出てこないメカニズム”はあとで考察しよう」とするのですから、これはすごい。
 (懐疑的な一部を除く)マスコミは食いつきます。そこで必ず行われたのが「ポンズとフライシュマンのばかばかしいほど簡素な実験装置」と「ばかばかしいほど重装備な従来の核融合装置」の対比でした。これは「政府や権威を茶化したい向き」にはウけます。しかし「真実かどうかは二の次」と断言するマスコミ人には、私は絶句します。というか、よくこれだけあけすけにホンネをいろんな人から聞き出せたものだと、著者のインタビューの力量には感心します。科学者もけっこう露骨に他の科学者を論評していますが、日本だったらここまで様々な人のホンネ(他人の論評)が満載された本は出版しにくいのではないかなあ。
 集団的な熱狂と錯乱の中にも、冷静に追試を行う人がいました。しかしその結果がネガティブだとマスコミなどは口をきわめて罵ります。「新しい科学に異議を唱えるのか」と。この辺になると、科学ではなくてイデオロギーの世界のようです。
 さらに科学界にも“信者”が登場し、誤差を考慮しなかったり較正をしなかったり比較対照を欠いた杜撰な実験から得られたデータをもとに「擁護する意見」を発表し、それがまたマスコミをどんどん動かします。「あやしい」と思っても、(「確信がない」とか「保身のため」とか「大勢には逆らわないでおこう」と)傍観者を決め込む科学者も多くいます。しかしやがて「信者」の数は減っていき、「新聞記者しか信じない発表」が続くようになります。そして1989年は終わっていったのでした。

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